小さな足跡

コメントしてくれたらうれしいです。

ゲイとして生きること

ここで打ち明けてしまいますが、僕は男の人がすきでありながら、いまだにゲイとして生きる覚悟が持てていません。なのでインターネットで知り合ったゲイの人数人以外には、一度も自分がゲイであるということをカミングアウトした事はありません。

覚悟が持てない一番の理由は、「結婚して自分の子どもをもつ可能性」を簡単に切り捨てられないからです。ゲイが女の人と結婚するのは偽装結婚だ!と後ろ指を差されそうですが、ゲイでも女の人と経済的に助け合って、子どもを一緒に協力しながら育てていけば、きっと大切な絆で結ばれるんだろうなと思います。それがきっと僕にとって正しいとされる生き方なんだろうとわかっています。でもどうなんだろう。男の人をすきになる気持ちを知っているから、社会的な目を気にしないでいいのなら、心からすきになった人と幸せに暮らすという可能性も切り捨てられない。結局どっちの可能性も排除できずに一歩も進めない虚しい現状があるだけなのですが。

ただ最近思うことは、どのような選択をしたとしても、相手が男であろうと女であろうと、自分のやりたいこと、成し遂げたいことをしっかりと持って生きてくことが後悔のない人生を歩むためには必要なのかなと思っています。