考えを深めよう
最近LGBT関連で話題のトピックと言えばやはり杉田議員の件でしょう。詳細は説明する必要もないと思いますので省きますが、この件でさまざまな人がLGBTの人権について真剣に考え、さまざまな意見が公に出たことは、LBGTの推進にとって、よかったと思っています。ぼくも毎日更新されるネットでの関連ニュースをチェックしてさまざまな価値観にふれました。
今回のような問題が起こった背景にはやはりLGBTや多様性に関する社会の知識不足があり、まだまだこの社会は発展途上なんだなということを強く感じさせられました。
ぼく自身もこの問題をきっかけに、もう少し同性愛について考えを深めてみようと思い、まとめてみました。以下に記します。
〇なぜ同性愛者が生まれるのか
・男性同性愛者は母方の家系が多産にある傾向にある。
⇒母親のエストロゲン(女性ホルモン)が強い傾向にあると考えられる。
⇒その影響を受けている可能性がある。
〇同性愛者の特徴
・右脳と左脳とのネットワークが強く、革新的なアイディアを生んだりアート
の分野で活躍する人が多い。
⇒イギリスを救ったアラン・チューリングやアップルのCEO(最高経営責任者)
ティム・クックも同性愛者である。その他挙げればきりがない。
⇒未来を切り開いていく逸材がいる可能性がある!生産性どころではない、
もしかすると世界を救う技術を発明するのは同性愛者かもしれない!
〇性的マイノリティを取り巻く現状と課題
・同性愛に関する正しい情報が少ない
⇒笑いの対象とされてしまう(おかま、気持ち悪いなど)
⇒自分に自信が持てない(自分は間違ったことをしているのかも)
⇒カミングアウトできない(自分を理解してもらえない、自分を偽る)
⇒出会い、居場所がない(悩みを誰にも相談できない、孤独)
⇒将来のビジョンが持てない(不安を抱える)
⇒自分の気持に嘘をついて生きる
⇒自殺に至ることもある
〇理想の社会とは
・自分の気持に嘘を付かなくてもいい社会
⇒安心して自分の性について話せる
⇒みなが性の多様性や人権ついて正しい知識を持っている
・未来が思い描ける社会
⇒政治家、有名人、スポーツ選手がカミングアウト
⇒身近な人にLGBTがいる
以上、箇条書きで思いつくままに書き出してみましたが、
まとめとして、
①同性愛者が生まれるのには生物学的に理由があり、
②同性愛者の脳の特性は社会に大きな利益をもたらしており(パソコンやアイフォンを使っている人で同性愛をおかしいと言う人がいたら、それを作った人が同性愛者である事実を知ってほしい)
③現在もセクシャルマイノリティの人たちを取り巻く課題はたくさんあり、
④実現させたい未来があること。
最後に一言
社会が本当の意味で寛容になることで、解決される問題もあるのでは?
救われる命もあるのでは?
多様性を認めることで失われる命、傷つく誰かがいるのだろうか。