小さな足跡

コメントしてくれたらうれしいです。

動きがあった

明けましておめでとうございます。

年越しは近くの有名なお寺に行き、一人お参りして、甘酒飲んで、焼き牡蠣食べて、そして帰ってきました。

一人で行く意味あるの?なんて思うかもしれませんが、なんとなく、一年に一度の機会だし、人の多いところに行ってみたかったので、思い立ったら即実行でした。

とまぁ、今年はそんな年越しでした。

 

そして、このブログでのとりあえずの『ゲイ友だちをつくる』という目標、なんと、少し進展がありました。

年末の忘年会の二次会のこと、職場の同僚一人とその人の友達二人でカラオケに行ったのですが、歌ってる途中に一人の男性から、「僕、昔から性に違和感あって、性同一性障害ってやつなんですよね」と、突然打ち明けられました。

僕は驚きはしなかったけど、向こうも相当酔っていたし、本気なのかどうかわからなかったので、その時は僕も同性愛者である、ということは打ち明けませんでした。

というか、向こうは女性らしいって感じでもなかったし、左手の薬指に指輪してたし、カラオケ屋に向かう途中で女性にナンパしてたし、本気なのか、僕を試してるのか、正直分からなかったから、素直にこちらも打ち明けることができませんでした。

「性同一性ってことは、性自認が女性ってことですか?」などという会話を少しした後はうやむやになって、その後、その話題について再び触れることはありませんでした。

 

解散した後、頭にずっと引っかかっていました。

もし、その人が勇気を振り絞って、僕なら打ち明けてもいいんじゃないか?と思ってカミングアウトをしてくれたのだとしたら、それに応えないのは、逆の立場だったらどうだろう。

でも待って、もし、酔った勢いで、ノリで言った言葉だったら・・・

なんて、柄にもなく悩んでいたのですが、でもやっぱり、その発言をしたのには何かしらのきっかけがあるはずだと思い、ラインを送ることにしました。

 

「先日はありがとうございます。酔っていて覚えていないかもしれませんが、カラオケの時、性について違和感があると打ち明けてくれました。実は僕も種類は違うかもしれませんが、当事者の一人です。何か悩んでいることがあれば、僕でよければお話聞きます。」

そしたら、すぐに

「ありがとうございます。また何か機会があったらゆっくりお話ししたいです。」

と返信が来ました。

 

僕はいわゆる出会い系と呼ばれるアプリなどは使用していないため、日常生活において、セクマイの存在を感じることはありませんでした。

ネットでLGBT関連の情報を探してもあまり更新されていなかったり、情報量としても少ないため、正直、当事者である僕にとってさえあまり現実味が感じられませんでした。僕一人の問題のように思っていました。

ただ、こうして身近にセクマイの人がいたという事実。

種類は違うかもしれないけど、一人じゃないんだ。

そう感じた年の瀬。

 

今年はもう少し、当事者の人と実際に会ったりしてみたいな~