京都はんなり旅
年末にひとり旅をしてきました。
信州に続く旅の第二弾は、京都。
京都を旅先として選んだ理由は、修学旅行で止まっている朧げな京都のイメージをアップデートしたいと思ったから。大人になった今の自分の目で見て、足で歩いた京都に何を感じるのか、何を思うのか確かめてみたかったからです。
一日目
【河内神社→糺の森→下鴨神社→南禅寺→ブルーボトルコーヒー→八坂神社→花見小路道→建仁寺→清水寺】
南禅寺では石川五右衛門の伝説で有名なあの壮麗な三門を登ると街が見渡せます。(500円) 方丈内では、南禅寺を紹介する映像が流れており、詳しく知ることができました。(500円)
教訓:参観料をけちけちするな、紹介映像は有り難く鑑賞せよ。
南禅寺の参道には古民家を改装したブルーボトルコーヒーがあり、ふらっと入ってみたところなぜか外国人だと思われ、英語のメニューを渡されました 笑
それほど外国人観光客が多かったです。
コーヒーとても美味しかったです。(抹茶じゃないんかい)
花見小路道は、艶やかな花街風情の祇園が感じられる場所で、店先の提灯に明かりが灯されるくらいの時間帯に行くのがおすすめ。
ふらふらと坂を上って行くと清水寺にたどり着きました。
予定より時間が押してしまい、辺りは暗くなってしまいましたが、夜の清水寺からは京都市内の夜景が一望することができ、絶景でした。
夕食は京都を感じられるものをと思い、関西と言えば出汁、出汁と言えばおでんだ!ということで、京風おでんを食べながら、京都の地酒を堪能。
二日目
【渡月橋→天龍寺→竹林の道→大河内山荘庭園→二条城→京都御苑→京都御所→平等院→朝霧橋→宇治上神社】
今回の京都旅でぜひ行ってみたかったのが嵐山。
嵐山を借景にした美しい庭園が見事でした。
印象的だったのは、ふと外国人観光客の表情を見るとみんなどこか微笑んでいて、とても幸せそうな表情をしているんですよね。漂う雰囲気もとても穏やかで、これが日本の良さなんだなと気付きました。
竹林の道は人がすごかった・・・
日本人からしたらそこまで特別な風景ではないのかもしれないけど、
海外の人からしたら、この風景は日本的と映るんでしょうね。
でも写真で収めると映えるんですよね 笑
大河内山荘庭園ではお抹茶をいただきました。
京都に来たら行ってみたいと思っていた場所の一つ、京都御所です。
とてつもなく広い京都御苑の中に、とんでもなく広い京都御所があります。
京都御所は幕末の東京遷都まで、天皇が暮らしていた御所になります。
ぼくはなぜか、京都御所は一般公開されていないと思っていたのです。
「この塀の中で代々の天皇たちが暮らしていたんだな~」なんて想いを馳せながら1キロほどある周囲をゆっくりと一周した辺りで門を出入りする人たちが見えました。
近づいてみると「ご自由にどうぞ」の看板が・・・あっ。
中に入ってみると、雅やかな貴族文化の歴史に触れることができる素敵な場所でした。
そして宇治へ。
平等院の鳳凰堂は建物自体がとても均整がとれていて佇まいが美しです。
鳳翔館と呼ばれる平等院内にある博物館では、最新のデジタル技術を用いたグラフィック映像を使って、平等院がどうして建てられたのか、藤原頼道の想いなどが解説せれており、心に沁みました。
と思ったら、、あれ?閉まってる?
どうやら少し遅かったみたい。
三日目
伏見稲荷大社も行ってみたいと思っていた場所。
本殿のすぐ脇の神楽殿で神楽が見れたのはラッキーでした。
鈴を持った二人の巫女さんが、和琴、神楽笛などの奏でる音楽に合わせて、たおやかな舞を披露するのですが、要所要所で鳴らされる鈴の音がぴったりと合っていて、まさに阿吽の呼吸。神々しい舞に心が研ぎ澄まされました。
有名な千本鳥居はまさに映えスポット。
それから京都駅周辺の世界遺産である、西本願寺、東寺を巡りました。
観智院は建物の規模はそこまでではありませんが、客殿は国宝になっており、日本の住宅建築が良く分かる場所です。とても美しいと感じました。
京都旅はざっとこんな感じでした。
とにかく、歩き、歩き、歩きの旅でした 笑
でもおかげで京都の地図や電車の路線などはこの三日間でずいぶん頭に入りました。
アップデートは無事に完了。
東京駅に戻ってきたら、イルミネーションイベント「東京ミチテラス」が開催されており、ちゃっかりと列に並び見てきました。
これにて京都旅 完