小さな足跡

コメントしてくれたらうれしいです。

自分を知る

最近、自分をカテゴライズするあらたな新たな視点に注目している。

それは発達凸凹である。いわゆる発達障害

具体的に言えばADHDASD傾向。

これを意識し始めたきっかけは「カサンドラ症候群」を知ったことだ。

カサンドラ症候群とは、ざっくり言うと「パートナーの共感性の低さに起因して、心身の不調が現れている状態」である。

よく言われるのが、旦那が妻の気持ちを分かろうとせず、妻が鬱になってしまうなどの状態だ。

パートナーの共感性の低さは、旦那のアスペルガー症候群に起因することが多いらしい。

自分が彼とうまく意思疎通ができなかったことで、調べていくうちにこの状態を知ったのだが、自分と彼との関係もそうだが、何よりぼくの母と父の関係がまさしくこの状態だということが分かって、長年の謎が解けたような思いだった。

以前、このブログにも書いたことがあるが、うちの父と母は仲が良くなく、ぼくは20年もの間、毎朝この二人の喧嘩の声で目を覚ましていた。

印象的だったのは、母が亡くなる数日前にぼくに吐いた「最後の最後まであの人がなにを考えているのか分からなかった」という言葉だ。

母の言葉は怒りからくるものではなく、むしろ冷静だった。

その後に「でも自分の子どもからはたくさんの愛をもらった」と言ってくれたことが、ぼくの心をほっとさせたのだけど。

愛はきっと与えた分だけ返ってくるのかもしれないね。

否、その例外がカサンドラなのだ 笑

カサンドラ症候群について詳しく書かれた本があるので紹介しておく。

この本は、カサンドラ症候群の概要や原因が書かれているのだが、愛着の仕組みについて書かれた箇所が個人的に面白いと思った。興味があれば読んでみることをオススメしたい。

そんなんで、父のアスペルガー症候群の線が濃厚になったのだが、はて、そんな自分はどうなのだ。

アスペルガーの特性について書かれた箇所を読んで、大なり小なり自分に当てはまることが。。

気になってユーチューブで当事者の声を聞いてみると、なんとも共感することが多いではないか。

これまた長年の謎が解けた気持ちであった。

発達障害系ユーチューバーを紹介したい。

ろみの発達障害チャンネル

https://youtu.be/3hOP2gaT2Uw

ぽんこつニュース

https://youtu.be/p31XLS7t1II

Yoshihama Tutomu

https://youtu.be/Mkqb3NA0eik

(ここからなぜか、です・ます調に変わる 笑)

一般的に言われている特性を文字で知るだけでは、なんとなく自分に当てはまってるな〜、くらいにしか思わなかったけど、実際に当事者の言葉を聞くことで、共感できるところがたくさんあって、確信に変わりました!笑

ただ、発達の偏りは誰もがあって、それが個性となっているので、偏りがある、ないの二元論ではなく、現れ方が強いのか弱いのか、どれくらい社会生活を送る上で支障があるのかの度合いで解釈するといいと思います。

ぼくも普通に働いて社会生活を送る上では多少の生きづらさはあるものの、やっていける範囲なので。

ただ、自分を理解する上で、こういう特性があったんだと知ることで、納得することがあり、自分ができないことに無駄にイライラしたり、落ち込むのではなく、得意なことを伸ばしたり、苦手なことはカバーしてもらおうと前向きな気持ちになることがいいんじゃないかと思います。

あと自分一人だけじゃなかったんだと知ることで安心できました。自分もフツーに憧れていたたちなので。

ただ、こういう特性があるからといって、できないことすべて特性のせいにするのはやめた方がいいと思っています。

そこらへんは取扱注意ですね。

あとこれは自分の推測なのですが、LGBTの人はASDADHD傾向を持った人が多いのではないのかな。

大勢の意見や価値観より、自分の価値観、感覚、信念を大切にするという意味で、社会的ジェンダーにとらわれずに、自分が好きになった人を好きになる、というLGBTの姿勢そのものが、まさしくASDADHD的だと思うからです。

発達障害を知る中で、アスペルガーは別れの感覚がイメージしづらいなどの特性があり、そこには共感性の問題が関係しているとありましたが、実はぼくは共感性に関してはめちゃめちゃ感度が高いと思っています。

そのことを説明するための視点として、ぴったりだと思ったのが、HSPです。

ハイリーセンシティブパーソンの略で、生まれつき刺激に敏感で周りの刺激を過度に受け取ってしまう体質のことを指します。

これもまさに自分にぴったり当てはまるなと。

長くなってしまったので、詳しい説明は省きます。

ゲイであることも自分を理解するための一つの視点。

そして、それ以外にも自分とよく似た特性をもっている人たちがいるというのが面白かったので書きました。

そんなこともあって、ぼくはゲイで、ASDADHD傾向をもっており、HSPな人物だということが分かりました 笑

だからなにって感じですけどねー^^