僕の情報源
僕がブログをやってみようと思い立った理由の一つに、「ゲイに関する情報を共有したい」という思いがありました。ネット上などで「役に立つな~」と思った情報を見つけたときに、他のゲイの人にその情報を提供できればと思っていました。
今回はそんな情報共有系の内容です。
皆さんはゲイの情報を得るために何を活用していますか?
僕は、
・はてなブログ(ゲイブログ)
・CROSS OVER EPISODE(クロスオーバーエピソード)
[ゲイウェブマガジンまとめ]ゲイメディア、LGBTニュース・求人サイトの最新情報!
・GENXY(ジェンクシー)
・LGBTER(エルジービーター)
・YouTube(かずえちゃん)
主にこの5つから情報を得ています。
その中でジェンクシーは、「ザ・ゲイ!」って感じで、僕にとってはやや刺激が強いな、といった印象なのですが、その中で『正面×セックス』という連載は好きでした。
エルジービーターもそうですが、インタビュー形式で、個人の思いが赤裸々に語られており、普段ゲイの人とまったく交流のない僕にとっては、ゲイの人たちがどのようなことを考えているのか、ということを知る大切な情報源でした。(ブログと違って本人の写真も載っていますし)
ただ、残念なことにこの『正面×セックス』、今回で最終回だそうです。
そして、最終回に登場した男性が、なんとストレートの男性。60代の飲食店を営む方で、結婚して(離婚した?)子供はいるんだけど、奥さん以外の女性との恋愛も様々経験された方?なのかな。
最初、なんでゲイの情報サイトにストレートの方なんだろう?と疑問に思いましたが、読み進めるとこの方の素直な気持ちと、いやらしさのない文面に引き込まれました。
出来もしないのに、一生懸命女性を抱こうとしてるのはすごく滑稽かもしれないですけど、それでも気持ちは伝わるかもしれないし、それはそれでいいのかなとも思ったりもしますね。
う~ん…愛とかってなんなんだろうな…その人の為に死ねるって気持ちですかね?妹と子供の為なら死ねますね。でもカミさん…は微妙だな…付き合ってた彼女は…一番燃えてる瞬間は思えるんでしょうね。
こう、なんというか。自分の分身って感じがするんですよね…妹も子供も。同じなんですよ、自分と。
実はこの人、このインタビューの数か月後に、事故で急逝してしまいます。
この記事の最後に娘さんの手記が載せられているので、そちらも見ていただけたらと思います。
ご冥福をお祈りいたします。
そして、この連載のリンクで知ったYouTubeの「テレパックチャンネル」
TV制作会社で映像プロデューサー/ディレクターとして働く山後勝英さんが『正面×セックス』出演をきっかけに製作した作品です。
途中、かなり大胆な性描写があるのですが、官能的な気持ちにさせることが目的ではなく、あくまでも作品のメッセージを伝えるための手段としてのシーンだということが伝わってきて、好感が持てました。
テレパックチャンネル自体、同性愛に特化しているわけではないのですが、この作品以外にも同性愛的な要素が垣間見える作品がいくつかあるので挙げておきます。
・どんなにひとりきでもあなたのしあわせ願う
どんなにひとりきりでも あなたのしあわせ願う (ビタースイーツ味) - YouTube
・真昼の事情
・Beauty
博士の異常な愛と小林君 ときどきルリ子さん(Beauty #1) - YouTube
・プールの底
・僕が君の手足になるよ
「僕が君の手足になるよ」 前篇 ふたりの暮らし - YouTube
・なにもかもがうまくいなかいすべての男たちへ
(ゲイ要素はないですが、主演男優さんがかっこよかったので)
なにもかもがうまくいかないすべての男たちへ 第一話 - YouTube
テレパックチャンネルの全ての作品を見たわけではないので、この他にもあるかもしれませんが、ざっと。
どの作品も同性愛的な要素は隠し味程度になっていますが、それが作品に自然に溶け込んでいる感じがとてもよかったです。
恋愛と言えば男女のものが当たり前とされてきたテレビドラマ。ゲイAVはセックスシーンありきで、演技は二の次。そんな中、これらの作品は異性愛と同性愛が並列に描かれているものが多く、これからの時代の価値観として主流になっていってほしいと願っています。演技も映像も構成もクオリティが高いです。
最後にかずえちゃんのチャンネルからおすすめ動画を2つ。(あまりに有名ですが)
・LGBTQ100人のカミングアウト!僕らはひとりじゃない!
LGBTQ100人のカミングアウト!僕らはひとりじゃない!100 Japanese LGBTQ people celebrate National Coming Out Day ! - YouTube
・東京レインボープライドで聞いた!「家族にカミングアウトしてますか?」
東京レインボープライドで聞いた!「家族にカミングアウトしてますか?」 - YouTube
これらのような、ポジティブな印象を与えるものが増えるといいですね。