小さな足跡

コメントしてくれたらうれしいです。

好きという気持ち

なんで人を好きになるんだろう。

正直に言うと、この前リアルした人を好きになりかけている。

これは単にぼくの恋愛経験が少な過ぎて、好きになるハードルがあまりに低いってのもあるんだけど、話しやすいし、頑張ってるの伝わってくるし、なにより、ぼくに職場を紹介してくれたのが、すごくうれしかった。彼にその気はなかったんだろうけど、大切にされてるみたいでひとりで舞い上がってしまった。「これ、僕が作ったクリスマスツリーなんだ」

でもその後、彼からのメールはなかなか返ってこなくて、「メールの返信遅い方だから気にしないでね」って。

重い人だと思われたくなくて「ぜんぜん気にしなくていいよ!」って気持ち偽って。

脈なしなの分かってるのに、まだ諦められない。

でも時間が経てばこの気持ちごとすっかり忘れてしまうのかな。。

それはそれで少し寂しい。

久しぶりに思い出したこの気持ち。

もう少し続いてくださいこの時間。

「ゲイだけど質問ある?」

ゲイだけど質問ある?

ゲイだけど質問ある?

 

みなさん、「ゲイだけど質問ある?」は知っていますか?

オープリンリー・ゲイを公表している歌人、鈴掛真さんの著書です。

2018年11月20日に発行されたばかりなので、出来立てほやほやです。

ぼくは文学Youtuberのべるさんの書評動画で知りました。

www.youtube.com

 

ライトな語り口のエッセイで、すらすら読めちゃうんだけど、鈴掛さんの豊富な実体験に基づいた的確な考察のおかげで、かなり内容の濃いものになっていると感じました。

「ゲイだけど質問ある?」のタイトルの通り、全五章に渡ってLGBTに関する質問に答えていく形式になっていて、鈴掛さんのエッセンスが効いた回答が読み物としてとても面白いです。

本の中で、“大学生の頃、昼休みに恋愛相談の予約待ちができた”と書いてある通り、物事を客観的に分析する力、さらに歌人だけあって、言葉で伝える力はさすがだと感じました。

「バレンタインは、あげるの?貰うの?」では、バレンタインデーに鈍感な鈴掛さんでしたが、ぼくはあげたい派です 笑

メディアで取り上げる個性の際立った派手なゲイじゃなくて、普通のゲイを知ってもらうために書きたかった想いが強く伝わってくる本書。

愛情深い両親のもと育ったためか、全体的に明るく前向きな雰囲気も魅力のひとつです。

 

今の社会に満足してしまっては、「あ、そう。じゃあ今のままにしとくね」と、社会がこれ以上良くなることはないわけです。

 

ゲイを理解するために最適だけど、ゲイの当事者にもおすすめできる良書だと思いました。

ゲイだと実感するとき

ぼくはほんとうにゲイなんだろうか?と思うことがたまにあります。

女の人にだって、信頼と尊敬があれば愛情を持つはず。

でもやっぱりぼくはゲイなんだと実感するときがあります。

それは、街中でタイプの人を見たとき、職場にタイプの人が居たとき、「頑張ろう」って思えるんです。

生きる活力がみなぎってくるような、心が浮き立つような感覚になるんだよね。不思議。

きっとそれは「好かれたい」ってことなんだろうなぁ。

たしかに女の人でも綺麗だな、美しいなって思う人もいるけど、好かれたいんじゃなくて、この人のように美しくなりたいなって思ってるんだよね。女装したいとかじゃなくて、人間的な魅力の部分で。

あと、結婚報道で好きな男性芸能人のときはめちゃめちゃヘコむけど、好きな女性芸能人のときはなんとも思わない、むしろよかったね!って思う 笑

これ、ゲイあるあるなのかな?笑

ゲイでもまた違ったりするのかもしれないけど。

少しずつ

早いものでもう十二月。今年もあと一ヶ月を切りましたね。

今日はこの前リアルをした人と2回目となるランチに行ってきました。

待っている間、初めての人とは違うので、どういう人か分かってる安心感は違うなと思いました。

そして、話をしたり食事をしたりして時間を共有することで、少しずつ仲が深まっていく感覚が面白いなと思いました。

人間関係を築いていくってこういうことなんだね。

ぼくには親友と呼べる同性の友人がいません。

それはぼくが人間関係を築くのがヘタだから。

人当たりはいいと思うんだけど、そこから深い関係を築くのが苦手なんだよね。

多分それは、ほんとうの自分をさらけ出していないからだと思うんだ。とくに弱さ。

傷つくのが怖いんだよね。きっと。

一人の方が楽。自由だ。でも、ずっと一人は寂しいよ。

夜空を見上げて星が綺麗だったとき「今日の星は綺麗だよ」って言える人がとなりにいてくれたらいいなぁ。

ゆっくりでもいいから、人にほんとうの自分をさらけだしていきたいなと思った。

もっと知りたい。もっと色んなことをしたい。

でも、もし好きになってしまったら、、

やっぱり怖い。

前進

「夏のうちに一人でも同じセクシャリティの人と会う」

という目標は、結局失敗に終わりましたが、夏のうちに蒔いておいた種が今ごろ芽を出し、前回のブログ更新から、約一か月のうちに3回もリアルをしました。

そして、人生初、新宿2丁目のゲイバーにも行きました。

今回はそんなことの感想を書きたいと思います。

 

【久しぶりのリアル】

アプリでしばらくメッセージのやり取りが続いた人とご飯に行くことに。初めて会う時お決まりの「ジャケットにデニムです」などのやり取りを終えた後に、相手を待ってる時間ってなんだかそわそわしちゃいますよね 笑

改札をちらちら確認していると、こっちに向かってくる男性、もしかして、と思ったら通り過ぎ、違ったかな?と思った瞬間、戻ってきて、「もしかしてうらいさんですか?」と声を掛けられる。あの瞬間。あ、これこれ。

ランチをしようと約束をしていたので、お目当てのお店に行き、ヘルシーカレーを食べながら雑談をしました。仕事熱心な方だったので、仕事の話が中心でした。

ただあまり長く居座るわけにもいかず、その後の場所探しに少し苦労しました。センシティブな会話を気兼ねなくできる空間ってなかなかないですね。

 

【二回目のリアル】

二回目の方もきっかけはアプリ。有料の真面目系のアプリでの出会いだったのですが、相手の方はネットを通して当事者に合うのは初とのこと。

そんなお初がぼくでいいのか、、、なんて心配はしていませんでしたが、歩きながら男性が好きになった経緯や、悩み事、ゲイにまつわるあれこれの話をしました。

自分も『ゲイ』というよりは『Xジェンダー』なのかな?と思う今日この頃だったので、性の多様性を実感したリアルでした。

 

【ブロガーとのオフ会】

三回目のリアルはブロガーの御殿場くん。ブロガーとリアルするのは初です。

gotenba.hateblo.jp

御殿場くんのブログは大好きなブログの中の一つで、憧れていた人と会うのは少し緊張したけど、新宿での待ち合わせに颯爽と現れ、挨拶で握手をしちゃうあたりさすが御殿場くんでした!そして会って早々、マシンガントーク炸裂 笑

思い出横丁で一杯ひっかけ、新宿2丁目へ!

御殿場くんのゲイの上司が教えてくれた『Jeff』というバーに行きました。

途中寄った新宿公園では、何組もの2人組の男性がいて、ここが2丁目であることを実感しました。

ちなみに御殿場くんも2丁目は初めてだったらしく、「怖いよ~」と怯えていました 笑

『Jeff』はバーのママさんがとても優しく、気の利く方で、とても居心地の良い空間でした。勝手なイメージでは辛口なママがいて、乱痴気騒ぎが行われていると思ったので、陰キャなぼくでも楽しむことができました 笑

初の2丁目ゲイバー、いい人生経験になりました。

御殿場くんは、とても気遣いをしてくれて、話が上手でした!

今度はぼくが九州いくけん、待っとってな~!笑

 

小さな足跡残せたかな。

わからない

「筋トレしすぎてムキムキになったらどうしよう」という心配は杞憂に終わり、3キロのダンベルは漫然と床に転がったまま、部屋のインテリアの一部と化してしまいました。

まあ、まだ完全に諦めたわけじゃないんでね。気分が乗ったら、、なんて。

9月はバタバタしていて、ブログに書くネタも思い浮かびませんでした。人間ってやっぱり考えられることって限られているんだな〜と実感します。ただでさえキャパが狭いので。

あ、でもアプリは続けていて、メッセージでやりとりをしたりもしていました。

そんな中で思ったんですが、異性愛者から見て、セクマイって理解するのなかなか難しいよね〜ってのは一般的な話ですが、セクマイもセクマイを理解していないよな〜と。

ぼくは一応、恋愛対象が男性ってことで「ゲイ」なのですが、ゲイにも色々あって、タチでも男らしい人が好きな人、可愛らしい人が好きな人、色々います。ぼくは一応ウケなのですが、タチの人で「男らしい人が好きです」などの文言を見ると、自分のことは恋愛対象ではないのだなと思います。(自分はちょっぴり中性的だと自覚しているから、というか、自分に男性的な魅力を求められても困るから)

これって、異性愛の世界で考えてみるとどうなるんだろう、、

男の人も女の人だったら全て恋愛対象ってわけじゃなくて、例えば、「髪の短いスポーティーな女性がタイプです。」とか、「黒髪ストレートの清楚系が好みです。」とか、いわゆるタイプの話になるのかな?

でも、スポーティーな女性が好きな人でも、清楚系に魅力を感じちゃうこともあるはず?わからないけど。

でも、「男らしい人が好き」なタチはきっと、中性的な男性は好きにはならないはず?わからないけど。

この違いは何だろう。

自分の中では、男らしい人が男らしい人を好きになることが不思議と感じる。それはたぶん異性愛者が同性愛者を不思議と感じるように。

ぼくにはわからない感覚。わからないはわからないままでいいと思うけど。

だって世の中はわからないことだらけだから。

圧倒的に不足していたもの

どうも、うらいです。

スリムは何の武器にもならないことに気づいたぼくは「魅力」とやらを身に付けるべく、数日前から筋トレを始めました。(ほんとうは御殿場くんにそそのかされました)

前回、何気なく載せてみた写真を見ても分かる通り、二の腕がゴボウのようなのです。昔からそうで、高校生のときに友人にからかわれた事で、少しコンプレックスだったりもします。

当時、腕立て伏せをしてもあまり効果が現れなかったため「もともと食べても太らない体質なんだ!肉がなければ筋肉も付かん!」という自論を展開し、それ以来この問題から目を逸らしてきました。

今回やっと重い腰を上げたというわけです。

あの頃に比べ少し知恵も付き、闇雲に腕立て伏せをしただけでは筋肉が付かないことが分かっていたので、まずは下調べから行いました。

それによると、二の腕は主に3つの筋肉から構成されているそうです。

上腕二頭筋(長頭、短頭)

上腕三頭筋(長頭、外側頭、内側頭)

③上腕筋

力こぶの部分が二頭筋、その裏側にあたるのが三頭筋、上腕筋は内部の筋肉だそう。

当然のことながらトレーニング方法によって鍛えられる部分が異なります。そして、これらを満遍なく鍛えることによって二の腕を効果的に太くすることができるそう。

戦略が分かったところで、3kgのダンベルを購入し、早速見様見真似で試していきました。

順調に二頭筋までのトレーニングが終わり、次に三頭筋を鍛えるべく床に膝をついた状態でダンベルを持ち、そのまま肘を伸ばそうとしたとき。

「あれ?どうやって力入れるの?」

あろうことか全く力が入りませんでした。

その時、

ぼくに圧倒的に不足していたものの正体が分かりました。

そう、上腕三頭筋

確かにぼくの二の腕は細い上に、下側がプルプルしていて、触ると気持ちいな〜、なんて思っていましたが、まさかこれだったとは。。

少しずつ力の入れ方が分かり、ぷるぷると震え攣りそうになるのを堪えながら、なんとかトレーニングをこなしました。

そして今日、見事にぼくの三頭筋は筋肉痛という産声を上げたのです。

いやー。危うく退化するとこでした。ふぅー。

まだまだ始めたばかりなのでこれからどうなるか分かりませんが、ハマりすぎてムキムキのマッチョにならない程度に、健康的な身体目指して頑張っていけたらと思います。

二の腕以外にも、胸筋を少し付けたいなと思っています。

がんばるぞ!笑

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二の腕の鍛え方についてはこちらを参考にさせていただいています↓

https://toremo.jp/archives/3394